すべての要求を満たしてくれる加湿器はないもんか~スチーム式と超音波式を1年使ってみてわかったその違い~

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この記事の所要時間は約 6分です。

この時期、我が家において必須ともいえるのが加湿器です。

特に私は目に”爆弾”を抱えており、
部屋が乾燥していると目に悪影響を与えるんです。

そのため加湿器には若干のこだわりがあるんですが
どうもすべての要求を満たしてくれる製品にはまだ出会ったことがありません。

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結局は TPO に応じて

私は左目に”爆弾”を抱えています。

数年前に目を強烈にこすってしまった結果『角膜炎』を患ってしまい
角膜に傷がついて取れなくなっただけでなく、
瞳孔近くに薄い『濁った膜』までできてしまったのです。
(先生に聞いたらもう元に戻ることはないそうで、しかも緑内障の発症率も少し高いとも言われてショックの日々)

その膜は空気が乾燥すると瞳孔を半分近く覆ってしまい
視力がかなり落ちてしまうんです。

同時に先天性のドライアイも手伝って目が異常に乾き始めます。

そうなると目が痛くなって何にも手につかない状態になってしまうのです。

 

春から秋にかけては湿度が戻ってくるので瞳孔を覆っていた濁り膜もす~と少しだけ引っ込むらしく、視力もある程度は戻って目がしょぼしょぼすることもなくなります。

そんなわけで『乾燥』には特に敏感なんです。

 

 

加湿器を本格的に使い始めたのはここ 3年ぐらい前からでしょうか。

左目のこともありますが
就寝中の喉の渇きがひどくなったことも理由の一つです。

歳を重ねてくるとホント面倒くさいことばかり起きますよ。

 

最初はペットボトルを差し込んで加湿する簡易的なスチーム式加湿器を使ってました。
しかしどうにも加湿能力が低いのですぐに本格的なものを購入することにしました。

 

超音波式加湿器

最初に購入したのがこちら↓の超音波式加湿器です。

家電量販店のデモで盛んに”水蒸気”が噴出されているのを見て
衝動買いをしてしまいました ^^;
(ホントは水蒸気ではなかったんですが)

キャプチャ画像

 

メリットだけを見れば

  • 価格が安い(3,000円ぐらいでしたか)
  • すぐに水蒸気のようなものが出る
  • 音が静か
  • 電気代が安い

と、いいことづくめのようですが、実際にはデメリットの方が大きすぎるので
「超音波式」は買わない方がいいでしょう。

買ってから調べ始めたという間抜けな話ですが、
実際に使用してみて感じたデメリットとしては

布団のそばでは使えない

冬場は就寝中に喉が渇くので、寝ている間この加湿器をずっとかけておく時もあります。

その時には気付かなかったんですが、
たまたま寝る 30分ぐらい前に加湿器をセットしておく日があっていざ布団に入ろうと思ったら
加湿器周辺のシーツの上だけがちょっと冷たいんです。
というか明らかに湿っているんです。

実は私が”水蒸気”と思っていたのは”細かい水粒”だったんです。
水を超音波で振動させて霧状の水を噴出させていたんです。

湿るのも当然です。

その水分が見えるか見えないかぐらいの強さにしておいたのですが
それでもこんなに湿るんだということがわかって驚きでした。

パソコンの DVDドライブを交換せざるをえないハメに

ある日、パソコンから異様な音がするようになりました。
DVDドライブのあたりです。
時には 1回でトレイが開かないこともありました。

最初は原因がさっぱりわからなかったんですが
超音波式加湿器を使わなくなってからその音がしなくなったんですね。

もしやと思いネットで調べてみたら、、、
「水中のミネラル成分が結晶化するので家電製品のそばでは使わない方がいい」
という記事が次々と……

いざパソコンを分解してみたら
案の定 DVDドライブの内部に細かい白い結晶のようなものが見られました。

他のパーツにはたまたま大きな異常は見られませんでしたが
大事をとってそれ以降は超音波式加湿器を家電製品の近くで使うことはなくなりました。

手入れが意外に大変

こちら↓がタンク部分を外した画像です。

キャプチャ画像

 

先にも書いたように、
超音波式加湿器はタンクの水を底の部分にためながら
振動板が水を超音波振動させてファンで飛ばすという仕組みです。

水はきれいでも汚くてもそのまま噴出されます。

東京都の水道水はきれいかもしれません。
しかし 2日も使えば底部およびタンク内にはぬるっとしたものが付着します。

放っておけば雑菌が繁殖する可能性もあるでしょう。

つまり毎日きれいに洗わないといくら水を取り替えたとしても
繁殖した雑菌がそのまま噴出されてしまうこともありえるわけです。
(掃除はこのタイプに限らず必要ですが、面倒さという点でマイナス点です)

大人は免疫があるからまだいいかもしれませんが
小さいお子さんのいる家庭などでは注意が必要でしょう。

この機種独特かもしれませんが、タンクの口が小さいので中のぬるっとしたのを取るには若干のコツがいります。というかそこまでして洗浄したくはないですよね。

このようにメリットよりもデメリットの方が圧倒的に大きいので
超音波式加湿器を使うのはやめにしました。

 

(スチーム)ヒーター式加湿器

次に目を付けたのが(スチーム)ヒーター式加湿器でした。

キャプチャ画像

 

これは昔からあるタイプで、私の田舎でもそうでしたが
石油ストーブの上にやかんを置いてその湯気で加湿するのと同じ原理です。

メリットとしては

  • 加湿能力が高い
  • 水を沸騰させるので雑菌の心配がほとんどない
  • 温水が蒸発するので部屋の温度が少しだけ上がる

というのが挙げられます。

一方、デメリットとしては、

電気代がかかる

スチーム式加湿器で悩むのがまずこれではないでしょうか。

取扱説明書によれば、私が使っているものは「強」にした場合、
1時間で約 6円なので仮に10時間使い続けたとしたら 1日60円。1週間で420円。
1ヵ月で 1,800円の計算になります。

この辺は使用環境にもよるので参考値にしかならないでしょうが
家で仕事することの多い私としては最低でもこの程度はいってしまいます。

なので、通常はできるだけ周囲の戸を閉め切って「弱」運転で我慢してます。

場合によっては非常に危険

画像を見てわかるように安定度はまあまあいい方です。
それにコードもマグネット式なのでひっかけてもすぐに外れてくれます。

しかし万が一倒れでもしたら、
底部に残っているぐつぐつ煮たったお湯が足にかからないとも限りません。

手入れを怠ると後の処理が面倒くさい

電気ポットと同じ仕組みなので考えれば想像はつくかと思いますが
毎日掃除する必要はなくても最低でも 3日に 1度はきっちり掃除する必要があります。

この掃除を怠ると水を沸かす部分に水の不純物(カルキなど)が溜まって
こびりついてしまいます。

これをそのままにしておくと加湿能力が落ちる場合もあります。

またこびりついたものを無理やり取ろうとすると
故障の原因にもなりかねません。

こちら↓は手入れを怠った私の加湿器のなれの果てです。
今季いっぱいもってくれればいいんですが。

キャプチャ画像

実際の加湿まで数分かかる

お湯を沸かすわけですから、加湿が始まるまでにちょっと時間が必要です。

 

以上、どちらもメリットとデメリットがあります。

区切り画像

では他にないかといえば、あることはありますよ。
その中でも最近よく耳にするのがハイブリッド方式というやつでしょうか。

これは買ったことがないのであくまで資料からの抜粋になりますが
イメージとしては濡れタオルにドライヤーで熱風を当てて湿気を発生させる、
あるいは蒸しタオルを部屋に干しておくという感じの加湿器です。

いいとこどりのような気もしますが、
最大のデメリットとしては本体価格が依然として高いということです。

安くなったら試してみようと思います。

それまでは当面はスチーム式を使うのが私にとってはいいようです。

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