オフィスチェアのエルゴヒューマン(プロ)を使い始めてはや12年になろうとするさなか、またしても修理案件が発生してしまいました。
まあ11年も使ってればいろいろ綻びも出てくるのはしょうがないですね。そんなわけで今回の故障個所は『座面ズレ』。
座面がズレる?
ある日のこと、なんとなくいつもと座り心地が違うことに気が付きました。見ると左側の座面が少しズレてて、本来なら座面受け用の固定枠にぴったりくっついてるはずなのにすき間が生まれてたんです。

よく見るとネジが座面から外れてるみたいです。
座ってないときは何も問題なかったんですが、座ると体の重みで座面が真ん中にひっぱられるためネジが緩んでズレが生じてしまったようです。

右側は座っても変わりなし。

ネジを締め直してみたりと修復は試みました。最初はそれで問題なく直ったんです。いや直ったように見えたんです。
でも数時間座ってるうちにまたネジが緩んで座面が少しづつズレてきまして。
しょうがなくネジを締め直すというのを3回ほど続けたでしょうか。
座面受けのパーツの方はおそらく樹脂製と思われるので、当初は何度かネジ締めをするうちに中が削れて緩くなっていったんだと思ってたんです。
そして翌日、また座面がズレてきたので今回はちょっときつめにネジを締めてみました。そしたらブツッとネジが簡単に回ってしまったんです。
そう、気を付けてはいたんですがネジ穴がとうとう”バカ”になってしまいました。
こうなったらもうどうしようもありません。瞬間接着剤等でネジを固定したところで、ほぼ全体重を受け止める座面ですからすぐに外れちゃうだろうし。
そんなこんなでしばらくは座面がズレたまま使っていたんです。おしりを右側にずらして少しでも圧力を分散させる小細工を弄してみたりもしました。
でもちゃんとした姿勢で座れないのはストレスにもなってくるし、このまま放っておくといずれはバキッ!と座面が外れてしまうのではないか、怪我するんじゃないかという恐怖感も増してきてくるようになったんです。
こうなるともう修理しかないですね。座面の生地自体の張りも少し弱く(沈みが大きく)なってきてたし。
そんなわけでエルゴヒューマンの公式サイトのお問合せから見積もりを出してもらうことにしました。ただし椅子を相手方に送っての修理は椅子の重量(相当重い)を考えたらほぼ無理(梱包自体も無理)なので、『訪問修理』での見積もりです。
金額は全部込み(出張費/工賃/材料/その他諸費)でおよそ40,000円前後との回答。その金額自体は想定内ではあったものの、さすがに中程度の椅子1脚が買える金額でもあったのでしばらくは修理をお願いするかどうか躊躇してたんです。
ズレの原因はネジ?
ある日のこと、ふと「自分で座面交換ってできないのかな」と素朴な疑問が出てきたんです。ネットを調べると自力交換した記事も目についたので一応自力修理は可能みたい。
ならばと、緩くなってたエリア3ヵ所のネジを外してみたんです。そしてよ~く椅子の裏全体を眺めていたら「いやこれは無理だわ!」と即断念せざるをえませんでした。
というのも他の部品が邪魔でそのままだと直接外せないネジが数ヵ所発見されたからです。
(自力交換した記事も別のパーツのネジまで外す必要があったり、座面を引き延ばしながらのネジ締めなので一人作業は全くもっておススメできないとのことでしたww)
やっぱり修理しかないか、と諦めていったんネジを戻そうとしたその時でした。
ん?、あれ?
え?ええええーーー?
なんと…1本だけ短いネジが混ざってたんです!
「いやいや場所によっては短いネジを使う場合もあるしな」なんて一応思ってはみたものの、「いや待てよ、念のため反対側(同位置の右側)も外してみるか」ということで左右対になってる位置のネジを外してみたんです。
そしたらなんと反対側はすべて同じ長さのネジ!(構造的にはそれが普通だとは思ってはいましたが)
問題のネジをその時に撮影しておけばよかったんですが、あまりの驚きでそんなことを思う暇もなく、イメージとしては下のような感じだったわけです。
(1回締め直したネジを撮影用に再度外す勇気はありません。それが元でまたズレが生じることになるのも怖いので)

長年座り続けているうちに短いネジの部分だけ力に耐えきれずに緩んでしまったということなんでしょう。
長さが短いんですから緩みやすいのは当然です。
ということはですよ、長い方のネジで締め直したらもしかしたらちゃんと締まるのでは…となりますでしょ。
そこで短いネジと交換しても問題なさそうな箇所のネジを外して、ゆるみがでていた箇所にあてがってみたんです。(そのネジは当然長いネジ)

そうしたら座面がきっちりはまっておしりをどれだけ動かそうがびくともしないじゃないですか!
おいおいマジかあー。
試しにその状態で1日座ったり立ったりを繰り返してみたところ、座面ずれはいっさい生じませんでした。
なんと座面ズレの原因はたった1本のネジだったという衝撃の事実!
勝手な推測にはなりますが、工場の職人さんはネジが大量に入った箱からネジを取り出しては電動ドライバーで機械的にはめての繰り返しで、1本くらいネジが短くてもわからなかったのかもしれません。(※あくまで私の推測です)
今は二度と外れないようにネジ頭にボンドを塗り込んで締めちゃってます。そして3ヵ月たっても座面ズレは発生してません。
あやうく無駄に修理代を払うところでした。とりあえず直ってよかったあ。でも座面の生地もだいぶ緩くなってきてるのでいずれは座面交換をお願いするかも。
いやその頃には新しい椅子の購入を検討してるかな。


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