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記事公開日:2013.3.11
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東日本大震災から2年、あらためて今思うこと

この記事は最終更新日から10年以上経過しているため現状にそぐわない可能性もあります。

東日本大震災から今日でちょうど2年。

早いモノです。

本当に明日どうなるかわからない世の中、平穏な暮らしの中にも心には何らかの準備を常に留め置くようになりました。

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安心できるものって何なんでしょう

ちょうど2年前の今頃(14時半頃)。

サラリーマンだった私は事務所1Fの倉庫の一角で梱包作業をしていました。

いつもよりは大きい揺れに身構えていたら、階段を駆け下りてきた同僚が「早く外に!」

見ると、対面のビルからも慌てふためいたOLさんたちが外に出てきてました 。

さすがに「ちょっとヤバいか」と思いそのまま外に出たら、路上はすでに多くの人でごった返していました。

上を見ると、高層ビルの屋上で工事中のクレーンが「絶対に落ちる!」と思われる角度で大きく揺れていたのを思い出します。

 

6時間かけて歩いて帰ったマンションのエレベーターは完全停止状態。

「やれやれ、13階まで階段かあ!」

疲労困憊ひろうこんぱいの体で非常階段を登って我が家にたどり着いたのはさらに20分後。

見慣れた我が家に入ると目に飛び込んできたのは、倒れた本棚から飛び出した本の山でした。

キッチンは壊れた食器類で足の踏み場もありません。

子供たちが不安そうにしてたのを思い出します。

 

私の母が一人で住む福島県の実家は壁にひびが入りサッシが開かず、道路はヒビ割れてまさに死ぬ思いだったと後で聞きました。

とはいえ、震災で家族や家を失った方々に比べればまだ幸せな方です。

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慌てずに急ぐ

私ももう50過ぎ。

天災ももちろん怖いですが、不慮の事故や病気を本気で心配する年齢になってきてます。

そこへきてネットビジネスという、私にとってはまだまだ不安定な職業の先の見通しもまだよく見えてません。

いざというときのための準備をいろいろ進めておかなくては。

 

「どうにかなるさ」

「なるようにしかならない」

そんなライフスタイルは、5年前に捨てました。

冒険はしたいですよ。
でもまずは地固め。

自分のことより後に残る家族が最優先です。

慌てず、でも急いで。

何か起こってから…ではもう遅いですから。

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