『別ウインドウで開く』という「target="_blank"」はまり使わない方がいいんだろうか
も・く・じ
あるテキストリンクがあったとします。
そのリンクをクリックしたとき、あなたなら今見ているページの中で変わる方がいいか、それとも新しいウインドウで開くあるいは新しく作られたタブで開く方がいいか、どっちでしょう。
これは昔から論じられているテーマです。
あくまで親切心からやってるんですが
テキストなどの下にこんな風に→一般的には青い下線があればリンクというのはほぼ定着しているようです。
中にはわざと下線の色を変えたり下線そのものを非表示にしている人もいますけど。
そのリンクですが、『target="_blank"』というタグをリンクに付加すると強制的に「新しいウインドウもしくは新しいタブで開く」ようにできます。
訪問者に選択権はありません。
本来ならば「リンク先のウィンドウを新規に開くかどうかはユーザーに任せるべき」ものなんでしょうけどね。
そのための方法もちゃんと用意されていて、リンク上で右クリックすると「新しいタブで開く」「新しいウインドウで開く」という項目があり、それを選択すればその通りに開きます。
でもそれを知っている人、実行している人はあまりいないんじゃないでしょうか。
私の場合、リンク先を新しいタブ・新しいウインドウで開かせたいときの基準は、あくまで参考記事的なものに関してのみとしてます。
当サイトを例にするなら、記事を読みながら参考記事を別のウインドウで見て見終わったらそのページを閉じてまた戻ってきてもらうというふうに。
もっと自己中な言い方をすれば、同じページの中でページが変わるとそのまま戻って来ないこともあるので、自分の記事を最後まできちんと読んでもらうためにわざとそうしていると言えないこともないです。
こうなると”被害妄想”に近いですね。
どっちがいいのか未だに決着つかず
target="_blank"は見てる人にとっては弊害もあります。
その一つがウインドウやタブがいやおうなしに増えていくこと。
閉じるのを忘れるといったいどれがメインだったかわからなくなっちゃいます。
これはウザいですね、確かに。
もう一つ、これも重要なことなんですが、障害者の方でキーボード操作のみでインターネットを楽しまれている方もいます。
その方たちにとっては、新しいウインドウでリンク先が開かれると「前のページに戻れない」という事態が発生してしまいます。
一般的には[Alt]+[→]、[Alt]+[←]もしくは[BS]、[shift]+[BS]で戻ったり進んだりということができますが、新規ウインドウを閉じて元のページに再び戻ってということを繰り返されたらとてつもないストレスでしょう。
だからといって全く『target="_blank"』を記述しないでいけるかというと、やっぱりそれはいろんな意味でゼロにすることは難しい部分もあるんですよね。
現状、私の場合、新規でページを開かせたいリンクに関してはリンクテキストの後ろに専用のアイコンを出すようにして、少しでもユーザーのストレスを軽減する措置をとってはいます。
(※クリックしても新規タブで同じページが開くだけですよ)
しかしはたしてこれでいいのかどうか、最近また悩み始めているところです。
HTMLの文法上も、バージョンによっては推奨だったり非推奨だったりとかなりグレーゾーン的なタグでも実はあるんです。
今後は今までの自分なりのルールは踏襲しつつもその基準はもう少し見直していかなければならないかもしれません。
あるいはもっと別のいいアイデアがあればそれに乗ってみてもいいですし。
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