39,800円と40,000円はたかが200円の差ではなかった瞬間を見た
も・く・じ
いいタイトルが思いつかなかったのでそのまんまにしてみましたが、なんのことかよくわからないですよね。
タイトルの付け方としては失格です。(笑)
要するに200円の差でしかないのに10,000円ぐらいの差があるように洗脳されていたという話で…これもよくわからない、か。
古典的な手法って結構効き目があるみたい
家の掃除機の調子が悪くなってそろそろ買い替えかぁという時、TVから流れてきたのがジャパネットたかたのCMでした。
下取り10,000円、さらに20,000円引きで39,800円という格安商品!
奥さんは何気に、
いいじゃん、買っちゃおうか。
え、40,000円だよ。
あ、40,000円か。ちょっと考えちゃうね。
ちなみに私は980円とか1,980円とかの値段は必ず繰り上げて考えるようにしています。
980円なら1,000円、1,980円なら2,000円というふうに。
店の戦術にのっかってたまるかという性格の悪さがそうさせるのです。
だから30,000円台と勘違いした奥さんは私に40,000円と言われて”正気に戻った”わけです。(笑)
そして翌日のこと。
そういえば掃除機買うなら早めがいいよね。
もうすぐ物入りになるから今のうちじゃないとお金出せないよ。
もうちょっと待とうかと思って。そのうちまたどうせ出してくるさ。
え~、でも下取りしてもらって30,000円台なら別にいいけど。
40,000円ね。
え?あれ、いくらだったっけ?
40,000円。正確には39,800円だけど。
あ、40,000円か。じゃぁちょっときついか。
…
まぁ、これが一般的な会話とは言いませんが、彼女のアタマの中は時間が経っても3万円台という数字しか残ってません。
私が39,800円を40,000円という数字に換算するクセを持ってなかったら、何の疑問もなく電話注文していたことでしょう。
たった200円の差を”足した”私とおそらく無意識に数千円も”引いて”考えていた奥さん。
「下取り」や「さらに20,000円引き」といったサブリミナル効果的なキーワードも手伝ってか、完全に奥さんは”洗脳”されつつあったんです。
39,800とか19,800とか999とかいう数字の付け方は古典的ではありながらも、やっぱり効果はあるんだというのをかいま見た瞬間でした。
ネットビジネスでは積極的に使っていこう
余談ですが個人的にはあの社長の「なんと初めて30,000円を切りました!お値打ち価格 29,800円!!」という、ちょっとの値引きにもかかわらず大声を張り上げるトーク術があまり好きぢゃぁありません。
でもね、わずか200円引きでもやっぱり必要なんですよ、販売側の戦術としては。
だってうちの奥さんみたいな人はいっぱいいるでしょうから。
だから物販サイトなどでもどうせこんな戦術には引っかからないだろうなんて先入観はやめて、やれることは全部やっといた方がいいですよ。
売れてるかどうかわからなくても「売れてます!」
人気があるかどうかわからなくても「人気商品につき、次回入荷未定!」
遅かったとしてもだれにでもあたる「先着50名様に限り…」
在庫がふんだんに用意されていても「売り切れご免!早いモノ勝ち」
毎日が「ただいまセール期間!」
値段が大して下がってなくても「新春大売出し!」
店をたたむ予定もないのに「在庫一掃セール!」
いつもそうなのに「今なら8,000円以上で送料無料!」
10円引きでも「10,000円の大台を割って 9,990円でのご提供」
赤字になるわけがなくても「赤字覚悟の掘り出し市!」
これらは大手メーカーのチラシでもよくみかける文面です。
ただし悪質な丸っきりの嘘っぱちはいけませんぜ。
あくまで”演出”の範囲内でね。
以上です。
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