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記事公開日:2013.5.10
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株価上昇・円安ニュースで思い返す会社倒産時の予期せぬ圧力

この記事は最終更新日から10年以上経過しているため現状にそぐわない可能性もあります。

ついに1ドル100円を超えたというニュースが昨日から飛び交ってます。

自動車メーカーなど輸出企業はのきなみ株価が上がっているようですね。

この円安があと3年早かったら、私の人生も全く変わっていたかもしれません。

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自分の力及ばずなら諦めもつくというもの

株価が上がって円もついに100円台にという昨日のニュース。

以前勤めていた会社が危なくなった頃をつい思い出します。

 

以前の会社が倒産したのはもちろん売り上げ不振もあったのですが、『為替予約』という取引をしていたことも原因の一つでした。

私は金融には疎いので詳しいことはわからないのですが、1ドル90円あたりの固定額で銀行と数年間の契約をかわしていたようです。

為替相場が1ドル90円よりも円安なら会社の儲け、それよりも円高なら会社が差損を支払うというものでした。

 

当時は1ドル75円台ぐらいだったでしょうか。

上層部は日々の為替相場に敏感で今日は1円上がっただの下がっただのと一喜一憂の毎日。

そのうち 1ドル70円にまで円高になってしばらく続いたときには、さすがにもう駄目だなぁと感じてはいたようです。

 

スタッフが次々と辞めていく中、残った人たちだけで一生懸命働くのですが、少ない利益のほとんどが為替差損分で銀行に吸い取られていきます。

社長も毎月の資金繰りでかなり疲れていたと思います。

この取引は途中での解約ができないらしく、どんな状況であっても契約通りの支払いを続けなければならないそう。

 

倒産の3ヵ月前までその契約は残ってました。

最後の数か月はみんな首がじわじわとしまっていくのをそのまま黙って見ていくしかありませんでした。

これが今のように1ドル100円相場だったなら会社も持ち直していたかもしれません。

そうすれば私の人生ももっと違ったものになっていたと思います。

ネットビジネスにこれほどどっぷりと浸かることもなかったでしょう。

しかしあくまで「if...」

現実を見つめないと。

いや、充分もう見つめていますよ。

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人生の分岐点はいくつもある

人生、どこでどう変わるかわかりません。

これが自分の力及ばずならきっちり諦めもつくんでしょうけど、そうでないところでレールの軌道が変わるのは微妙なところではないでしょうか。

私の場合は数ヵ月前からその兆候は感じていましたし社長もガラス張りで社員に状況を伝えてくれてました。

だからみんな早くから次の人生へのステップを探していたものです。

区切り画像

今、ほとんどすべてを自分の力で左右できるのはやっていて気分のいいもんです。

その反面、サラリーマン時代のように仮に仕事を一生懸命しなくても、最低限の給料をもらえるというリスク回避は一切ありません。

やらなきゃそのまま収入に跳ね返ります。

結構シビアです。

ただネットビジネスというのはそんなに急に結果が出るものでもないので、どうしてももどかしいと思う時がまま出てきます。

そこをぐっと我慢して継続できるか。

そこが正念場でしょう。

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