区民検診の受診を勧める勧誘電話にプレゼントキャンペーン!国保がスゴイことになっていた
も・く・じ
国民健康保険に入ると年に1回、無料検診のお知らせが封書で届きます。
過去サラリーマンを辞めてからというもの、何度か国民健康保険にお世話になることがありましたが、今年の『お知らせ』はものすごく気合が入ってますよぉ。
中を見ると「抽選でプレゼントが当たる!」ですって。
さらには受診を勧める"勧誘"電話まで?
なりふり構わぬ受診のススメに隠された意味
ずっとサラリーマンをやってる人には無縁のものでしょうが、国保に入っていると年に1回完全無料で血液検査やガン検診などが受けられる検診案内が届きます。
数年前まではいかにも公的郵便といった封書で案内が送られてきたもので、受診可能な病院名や硬い口調で書かれた検査内容書が入っているだけの簡素なものでした。
ところが今年送られてきた案内書を見てちょっと驚きました。
こちら↓がその封筒のおもて面です。
いつからこうなってたのかは知らないのですが、A4サイズのまるでどこかの企業の資料請求みたいぢゃぁないですか。
一番気になったのは赤枠の文字。
「年に一度だけのチャンスです!」って。
なんか怪しいアフィリエイトリンクのうたい文句みたい。
封筒の中には、老眼を意識してのことか以前よりは大きな文字で書かれた提携病院名や問診票、受診券などが入っています。
めくってる途中でちょっと場違いな文面の1枚のペラに目が留まりました。
「検診でハッピーキャンペーン」
「抽選でプレゼントが当たる!」
えっ、なに?これ?
いつからやってるのかは定かではないですが、こんなことまでして検診を勧めるようになってたんですね。
実はこの案内書自体はもうだいぶ前に届いてはいたんです。
もちろん受ける気満々なんですが、いつもバリウムを2回飲むハメになるのでそれだけの理由で申し込みを躊躇してたんです。
(必ずといっていいほど1回目でゲップをしてしまうんです)
しかしそんな子供みたいなことは言ってられないとあらためてじっくり眺めたのが昨日のことでした。
勧誘電話?
そして今朝、それを待ってたかのように『区役所です』と名乗る女性の方から突然の電話。
『絶対に区役所員ぢゃぁないよな』と思わせるほどりゅうちょうな口調で発せられたその内容は、まさかの「検診のススメ」の案内でした。
「6月~8月は検査機関も比較的空いてます」
「抽選でプレゼントもご用意してますのでお早目にどうぞ」
などなど。
どうみてもれっきとした勧誘でしょ?
ま、こっちははなから行くつもりだったのでそれほど長い勧誘文句を聞かされることはなかったのですが、今はこんなことまでして受診を勧めているんですね。
(行くつもりはないと言ったらどんな殺し文句であおってきたんでしょう。あとで考えたらそっちの方が興味ありました)
しかし"文字"と"声"でここまで攻めてこられると、どうしても「なぜ?」という疑問がわいてきちゃいます。
ひねくれ者なんでまさか本当に区民の健康を考えて勧めているとはどうしても思えないんです。
で、出た結論が、保険料の支出減のための苦肉の策ではないかと。
タダなのに検診を受けない→病気の発見が遅れる→重い病気のため医療費がかさむ→国の保険料の支出が増える…。
風が吹けばおけ屋がもうかるみたいな図式でしょうか。
検診を受けて早期発見による軽度の治療にとどめてもらい、その結果保険料の支出が大幅に減らせるなら案内書にかかる費用など大した数字ではないということなのかもしれません。
それとももっと別の意図があるんでしょうか。
ここまで来るとなぜ6月から8月の受診者数が少ないのかそっちも気になるところです。
ま、それはおいといて、できるだけ早く検診に行かなくては。
なんといっても体が資本ですから。
サラリーマンと違って今は倒れたらそのまま収入減につながっちゃいますからね。
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