知覚過敏症がひどくなったと思ったら犯人は”見えない”虫歯だった
も・く・じ
昔から知覚過敏症でした。
ちょっとでも寒くなると、水道水での歯磨き後の口ゆすぎが歯にしみるんです。
だからいつもぬるま湯でゆすいで(すすいで?)いました。
ところがこのところ口の右半分だけが異常な知覚過敏の反応を見せるようになったんです。
医者のみたては、なんと虫歯でした。
水が冷たいと歯磨きに時間がかかる
自分の歯が知覚過敏症であることがわかってからもう20年ぐらい経つでしょうか。
11月~5月ぐらいまでは水が冷たくて水道水で口がゆすげないのです。
キーンとなって痛くて痛くて。
だからその時期に入るといつもぬるま湯での口ゆすぎを余儀なくされます。
知覚過敏と縁のない人には全く想像もつかないでしょうが、毎年毎年大変なんですよ。
それでも特に何をするというわけではなく、なんとなくそういうもんだと思ってそのままにして生きてきたんです。
特にきつかったのはテレビ番組の仕事をしていたときのアルプス縦走5日間ロケの時です。
ロケ時の時期はまだ9月なんですが、山の水はそれこそ真冬の水道水と同じぐらい冷たく、朝晩の歯磨きはそれこそ死ぬ思いでした。
まず貴重な水を歯に触れることなく喉の奥に流し込み、1回の口ゆすぎごとにこれでもかというぐらい『うがい』を先にします。
するとわずかですが水温が上がります。
(上がった気になります)
そのあと口の中全体にその水を静かに回して歯を水に慣らします。
キーンとならないことがわかったなら、一気にぐじゅぐじゅぐじゅとゆすいでぺっ。
これを3回ぐらい続けるので、1回の歯磨きにおよそ15分ぐらいかかってしまいます。
それが5日間続くと思うと…。
まぁこれは特殊事情ですけど、毎冬それくらい歯磨きには苦労してます。
シュミテクトで歯磨きしてる場合ではなかった
さすがにこれと長く付き合うのも嫌だなと思って今年の7月ごろからは知覚過敏に効くと噂の「シュミテクト」を試し始めました。
ほんのちょっとですが少しづづつ改善され始めてきたような気がしてこれはいけるかもと思ってた今月初旬、突然その兆候がやってきたんです。
口の右半分だけが異常な知覚過敏。
きっかけはせんべいを食べたときの右歯ぐき全体にしみわたるような痛みでした。
それからは何をしても右半分だけが異常なほど痛みを感じるんです。
ついにはラーメンなんかの熱いスープを飲んでも歯にしみるようになってきました。
今までは冷たいものにしか反応しませんでしたから、さすがにこの初体験の症状には驚きました。
『これはちょっとおかしいゾ』と思い始めたものの、その時はまだ原因がつかめないまま。
だからシュミテクトで歯磨きする時間を長くしてみたり、電動歯ブラシで隅々までみがいてみたりと小細工ばかりを弄してました。
原因は”ステルス”虫歯?
先日、そのことを初めて奥さんに話したところ、「虫歯の可能性がある」と言われたんですね。
虫歯?
虫歯が知覚過敏に関係あるなんて…私には初耳でした。
そこで思い切ってかかりつけの歯医者さんに診てもらうことにしたのです。
先生の第1声は「歯ぐきがあちこち傷ついていますね。それと全体的に歯ぐきが少し落ちてきてます。もしかしたら虫歯が原因かも」
奥さんの予想が見事に当たってました。
ちなみに歯ぐきの傷は『歯磨きのし過ぎや歯ぎしりが原因』の場合が多いそうです。
私は歯の表面にざらつきが残るのがとても不快で、昔から硬めのブラシでゴシゴシと磨くクセがあったんです。
それが結果的には歯の表面や歯ぐきをいためることになっていたというわけで、自ら知覚過敏を誘発してたんですね。
虫歯に関してはレントゲンをとってみないとわからないということですぐにレントゲン室に入れられました。
この時、レントゲンで虫歯がわかるんだということを初めて知りましたよ。
あなたはご存知でしたか?
数分後、「やっぱり右奥歯の隙間のところに虫歯がありますね。熱いのもしみるということであれば神経の炎症の可能性もあります」
要するにいろんな複合原因が重なって異常な知覚過敏を作り出していたという診断結果です。
年明け、またあの痛い思いをして虫歯治療をほどこさなくてはなりません。
早くもゆうつな年明けが決定してしまいました。
知覚過敏がひどくなったと感じた方は、一度歯科医にご相談されることをお薦めします。
もしも虫歯が原因だとしたら、そのままほっとくと麻酔の効かないほどの痛みを伴った治療が必要になるかもしれませんとのことでしたから。
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