何かと羨ましがられる自宅仕事の最大の難関は自己管理との闘いにあり
も・く・じ
アフィリエイトやネットビジネスに携わる方たちはどうしても室内での仕事、それも独り仕事が多くなります。
一見、自由でのびのびとして羨ましい環境と言われそうですが、決してそんなことはないんですよ。
ある程度の固定収入が確保できればいいですが、そこに至るまではとにかく自分との闘いに尽きます。
叱ってくれる人も話し相手もいない孤独な作業
今朝は用事があって、以前の仕事場に通ってたとのと同じ地下鉄に久しぶりに乗ってみました。
時刻は8時50分ごろでしょうか。
まだまだ通勤ラッシュ時です。
しかも今朝は東京に大雪注意報が出ていたこともあってダイヤは乱れ、車内は以前にもましてぎゅうぎゅう詰め状態。
やっぱり嫌いですね、満員電車は。
本当なら通勤電車なるものには一生乗るつもりはなかったんですよ。
大学卒業後に最初にマスコミ業界を目指したのも、「満員電車が嫌いだから」という理由からでした。
マスコミは朝が遅い…。
朝が遅ければ満員電車には乗らずに済む…。
安直ですよね。
でもそれも一生続くことはなかったんです。
40代の頃、マスコミ(厳密にはテレビ業界)にケンカを売ってしまいましてね。
その後は転々と職を変え、そのたびに路線の異なる満員電車に揺られる毎日が続いたんです。
そして今。
また満員電とは無縁の日々。
不思議な巡り合わせです。
ひと用事済ませて帰りの電車に乗ったらやはり雪の影響でしょうか、混むはずのない下り線が遅れに遅れてホームには人があふれ返っていました。
私は特に急ぐこともなかったので3つほど電車をやり過ごしましたが、仕事で電車を利用している人はたとえ予期せぬスシ詰め状態でも必死になって乗ることを優先します。
そんな人たちを見ながら、「会社勤めでなくてよかった」とつい思ってしまう私がそこにはいました。
1年前までは私もそうだったのに。
52歳で”会社閉鎖”というリストラで職を失った私は、今はアフィリエイトを中心にネットビジネスでなんとか食いつないでいます。
それでも会社勤め時代よりは楽しいし希望も夢もあります。
行動力もあります。
一見ラクそうに思える自宅仕事だけど…
私の場合、40代後半ごろから『50代で仕事を失えば二度とまともな仕事にはありつけないな』という危惧があったので、それなりの心構えと準備はしてきました。
なのでいざ仕事がなくなってもそれほど落胆することもなく、ちゅうちょすることなく新しいことに突き進めまたんです。
もちろん食えるようになるまでは、自分で言うのもなんですがそれこそ努力バカみたいな日々でしたよ。
今もそれは続いてはいますが。
性格的に要領が悪いので、ホントなら今頃は3倍以上の収入は上がっていたと自己分析してます。
結構丁寧にやる方なのでスピードがちょっと遅いんですね。
でもそれも自分のいいところだと勝手に解釈してます。
そして今。
時々外にも出ますが基本的には自宅仕事が中心の生活です。
いいですよ、自宅仕事は。
なんといっても誰にも干渉されることがないんですもん。
それに子供たちが病気になってもずっとついててあげられるし、奥さんも家のことを気にせず外できっちり仕事ができるし。
と、とてもいいことづくめのようですが、もちろんそんなことはありません。
収入が不安定というのは一生付きまとってきます。
もちろんそうならないためのマインドもしっかり鍛えてはおりますが、それだけぢゃぁありません。
自己との闘い
この自宅仕事ですが、一番の大敵は”誘惑”です。
疲れたからちょっと休もうか。
ちょっと眠くなったから横になろうか。
あのビデオみたいなぁ、いっそ今見ちゃうか。
お腹がすいたからお菓子食べようか。
こういった自己との闘いに敗れて結局は別の方向に進まざるをえない人も多いと思います。
なぜ誘惑に勝てないのかと言えば、だれも見てないから。
だれも見てないからついつい自分に甘えてしまうんですよ。
もしも会社勤めだったなら、こんなことは到底できるはずもありません。
それが自宅ならできちゃいます。
でもやってはいけないのです。
自分に甘えればどんどん仕事時間がなくなります。
それだけ作業量が少なくなります。
つまりは収入にも直接跳ね返ってくるってことです。
今でも時々自分に負けそうになる時があります。
これを防ぐ手段は、(私の場合は)きっちりと頭の中で仕事と休憩を切り替えることです。
結局はだらだらと仕事をやるのがダメなんです。
時にはどうしても気分が乗らない時もありますよ。
そんな時はいさぎよく仕事を放り投げます。
とことん休みます。
そして気分がすっかり仕事モードになったところで、深夜と言えども寝ずに集中して仕事に入るのです。
最近は深夜3時ごろから仕事モードになることも結構あります。
それでも家族がいるので朝6時には朝食モードになり、食事の用意に入ります。
家族のリズムを狂わせてはいけないので。
私は今ではもう慣れましたが、自宅仕事に入りたての頃って大方の人が自己との闘いで最初の数ヵ月が過ぎると思います。
それを乗り越えられると新たな楽しみが湧いてくるんです。
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